アメリカに駐在になったと同時に、今までの担当業務とは別に管理系のお仕事をやらなければいけなくなった方とよくお会いします。
皆口を揃えて「何が必要なのかよくわかんないんだよね・・・。」とおっしゃいます。
それはそうですよね。私もいきなり異国に行った瞬間、営業をやれと言われたら何もかもわからないと思います。
そんな方々のために、手がかりになりそうな本を見つけましたので紹介したいと思います。
これだけは押さえておこう 海外子会社管理の会計・税務・財務ケース50 | 佐和 周 |本 | 通販 | Amazon
現代はとても良い時代で、送料さえ払えば日本の本をアメリカで読めるようになりました。
残念ながらこの本はKindle版が無いので、送料を払ってアメリカに取り寄せてみました。
私の専門分野である駐在員税務・出張者税務(ケース21・22)にまとめられていて、内容はシンプルにまとめられています。税務の専門家でなくても、勘所がわかるように書かれていると思いました。
その他、監査や法人税の分野についても論点がシンプルにまとめられていて、アメリカに来て急に管理系のお仕事をすることになった方でも理解がしやすいと思います。
この本は専門書なので、ビジネス書等と比較するとお値段は少し高いですが買う価値はあると思います。
もし、アメリカに来て管理系の仕事で困っている方がいたら、こちらの本を一読することをお勧めいたします。